
お疲れ様です!
日雇い労働の現場も経験したことのある、
なまけものブロガーのっちです!
一度はバイトをしたことがある人であれば「軽作業」という文字、見たことがあるかと思います。
特に日雇いのバイトをしたことがある人であれば、ほぼ毎日目にしてるのではないでしょうか。
ただ、何も調べないまま
「“軽作業”ってことは軽い荷物の運搬とか、体に負担の少ない単純作業なんだろうな。よし!ここで仕事してみよう!」
なんて決めてしまうのはとても危険です。
結論から言うと、
“軽作業”とは体の負担が軽い単純作業のことではありません。
“軽作業”とはどういう意味...?
軽作業とは
軽作業(けいさぎょう)とは、体力をあまり必要としない軽い作業のことである。実態
字義的には「軽い作業」と解釈されうるが、何をもって「軽」作業とするか厳密かつ客観的に定義されていないため、
求人する側の主観によって定義されている。公共職業安定所(ハローワーク)や求人誌などで募集する場合、ほとんどが工場・倉庫内での軽作業(製造、仕分け作業など)となっているが、10kg~数十kgもある重量物(家具、家電製品、製品の原材料など)の運搬を主とすることもあるため、一概に「軽作業」とはいいきれず、一定の体力を要する場合も多々ある(エレベーターや台車などに乗せて運搬できれば、肉体的な負担は大幅に低減される)。
関連項目
ブルーカラー(wikipediaより引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%BD%E4%BD%9C%E6%A5%AD)
上記の文章を見ても分かる通り、“軽作業”には具体的な定義が一切無いんですよね。
注目していただきたいのは、引用部分の上から5行目、“求人する側の主観によって定義されている”のところです。
なので、60kg以上の荷物を延々一人で運び続ける単純作業(※1 であったとしても、雇用側が
「人が集まりやすい“軽作業”で求人募集しとこ。」
でその仕事は“軽作業”になるんです。
(※1
60kg…米俵1俵分の重さで、現在で農家から出荷する際などに茶色い袋が用いられてます。
日雇いの軽作業、行ってきました...!
かくいう私、なまけものブロガーのっちも日雇い労働でその場をしのいでた時もありました。
その時の記事は下記に詳しく書いてあります。
日雇いの仕事って、基本的には
登録した派遣会社のホームページで翌日の仕事を探す
or
派遣会社から電話がかかってきて、翌日の仕事が決まる
のどっちかなんですよね。
派遣会社のホームページの更新時間は登録の時に知らされてたので、なるべくその時間にチェックするのですが、
仕事の関係で少しでも遅れたりすると、
“倉庫内軽作業”、“ピッキング作業(※2”、“仕分け作業”
なんてのは既に埋まってしまってたりするんですよね。
(※2
ピッキング作業…ピッキングとは“拾う”の意味で、倉庫内では「届いた箱から荷物を取り出し、ほかの場所に移す」の意味で使われます。
その日派遣会社のホームページをチェックしたのは更新時間を少し過ぎた時だったんですが、
“倉庫内軽作業 | 荷物運搬の簡単な仕事で日給12,000円!”
みたいなのがあって、「お!これはラッキー!明日ここで仕事しよ!」なんて、すぐに飛びついたんです。
でも、その仕事がきつくてきつくて...
「お、ねだん以上。」で有名な緑看板のあの企業の倉庫内で
海外から届いたテーブルやら椅子やらを延々と荷下ろしし続ける仕事だったのですが、
朝の9時から始まり、休憩1時間、残業もあり、夜の8時までずーっと大小さまざまなテーブルやら椅子やらを
運んでたんです。
仕事が終わる頃には、足は震え、何もせずに立ってるのがやっと。
手はジンジンと痺れ、グーパーもまともに出来ない状態だったんです。
これでも雇用側からしたら“軽作業”ですからね(笑)
,
日雇い労働の軽作業ってキツいところばっかりなの...?
一概に「軽作業はキツいからやめておいたほうが良い」とは言い切れませんが、
なまけものブロガーのっちが体験したように、キツい現場があることは事実です。
日雇い労働者の生活サイクルって、
日雇いの派遣会社に登録する。
↓
登録した派遣会社のホームページで翌日の仕事を探す。
or
派遣会社から電話がかかってきて、翌日の仕事が決まる。
↓
翌日仕事。仕事終わりに雇用側から契約用紙にサインをもらう。
そのサインを貰った契約用紙を派遣会社に提出し、賃金と引き換える。
↓
その日の夜に派遣会社のホームページで翌日の仕事を探す。
or
派遣会社から電話がかかってきて、翌日の仕事が決まる。
↓
翌日仕事。仕事終わりに…
の繰り返しです。
毎日違う職場、毎日別の仕事仲間、毎日別の上司、毎日別の単純作業、毎晩翌日の仕事を探す。
“めんどくさい人間関係に縛られることはない”
ってのはメリットのひとつではありますが、
- 現場で作業するまで仕事内容の詳細が分からない
- 仕事上のスキルが身につかない
- 仕事上で深い人間関係を築けない
という特徴もあります。
この場で「どこかに所属して仕事をしようよ!」なんて言う気はありませんが、
軽作業にせよどんな仕事にせよ、
“自分のやるであろう仕事内容はやる前にきちんと把握したほうが良いですよ!極力、できる限り調べましょう!”
ってことは体験した“軽作業”から学んだことです。
ということで、
“軽作業”とは体の負担が軽い単純作業のことではありません!
でした!