
お疲れ様です!
WordPressのドメイン引っ越し作業に奮闘してる、
なまけものブロガーのっちです。
先日、うっかりこのブログのWordPressの超大切なファイル“wp-config.php”をぶっ壊してしまいまして、
いろんなサイト巡りながら、色々試しながらしてたらなんとか復旧出来たので、
その時の手順を備忘録として記載しておきます。
もうね、その時なんて頭真っ白ですよ...!
「一年間かけてコツコツ書いてきた200記事、飛んじゃった!どうしよう!まずはWordpressの復旧業者に見積もり出して貰わなきゃ!でも、それでも復旧しなかったらどうしよう...!」
なんて、日中も気が気ではありませんでした。
でも、C言語とかCSSとかPHPとか、今まで全く触ったことのなかった超初心者でも復旧出来たので、
もしお困りの方は参考にして頂ければと思います。
(というか、僕自身が2度と同じ過ちを犯さないためのメモ的な役割が強いですw)
wp-config.phpは、初心者でも、適切な順番を踏めば復旧出来ます!
今、気が気じゃない方もご安心頂ければと思います。
wp-config.phpを復旧させるには...?
初めに、wp-config.phpとはどういうファイルなのでしょうか?
調べてみたところ、「ディレクトリのルート直下に置かれ、MySQL情報のデータベース...」
専門用語が多すぎて訳が分からないですが、要は「サイトの構成を正確に表示させるための根幹の役割のファイル」ってことです。
(初心者の解釈なので違ってたらすみません。)
wp-config.phpをいじってて、処理が上手くいかないと下記エラーが出ます。
(・へ・)
このページは動作していません
shinohara.yokohama では現在このリクエストを処理できません。
HTTP ERROR 500
この“HTTP ERROR 500”のエラーは、簡単に言うと「このホームページの書き方に問題があって、処理できません」という意味です。
ですので、決して今まで書き溜めた記事が消えてしまったわけでは無いんですよね。
その点でもまずご安心頂ければと思います。
つまり、書き方さえ元に戻せば今まで通りの運用ができるんです。
で、どうするかというと、
- ロリポップ!FTPにログインし、いじったファイル(今回はwp-config.php)のバックアップを取る。
※バックアップといっても、今回は内部の文字情報だけを使うので、中身をWordやExcelにコピペすればOKです。
注:メモ帳にコピーすると中身の情報が書き換わってしまうのでやらないでください。 - wp-config-sanple.phpの中身をコピーしてWordやExcelにコピペする
※wp-config-sanple.phpはwp-config.phpの上にあるファイルです。(下記図参照)もし、見つからない方や、更にそれを変更してしまった方のために、中身を記載しておきます。123456789101112131415161718192021222324252627282930313233343536373839404142434445464748495051525354555657585960616263646566676869707172737475767778798081828384858687888990919293<?php/*** WordPress の基本設定** このファイルは、インストール時に wp-config.php 作成ウィザードが利用します。* ウィザードを介さずにこのファイルを "wp-config.php" という名前でコピーして* 直接編集して値を入力してもかまいません。** このファイルは、以下の設定を含みます。** * MySQL 設定* * 秘密鍵* * データベーステーブル接頭辞* * ABSPATH** @link https://wpdocs.osdn.jp/wp-config.php_%E3%81%AE%E7%B7%A8%E9%9B%86** @package WordPress*/// 注意:// Windows の "メモ帳" でこのファイルを編集しないでください !// 問題なく使えるテキストエディタ// (https://wpdocs.osdn.jp/%E7%94%A8%E8%AA%9E%E9%9B%86#.E3.83.86.E3.82.AD.E3.82.B9.E3.83.88.E3.82.A8.E3.83.87.E3.82.A3.E3.82.BF 参照)// を使用し、必ず UTF-8 の BOM なし (UTF-8N) で保存してください。// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** ///** WordPress のためのデータベース名 */define('DB_NAME', 'database_name_here');/** MySQL データベースのユーザー名 */define('DB_USER', 'username_here');/** MySQL データベースのパスワード */define('DB_PASSWORD', 'password_here');/** MySQL のホスト名 */define('DB_HOST', 'localhost');/** データベースのテーブルを作成する際のデータベースの文字セット */define('DB_CHARSET', 'utf8');/** データベースの照合順序 (ほとんどの場合変更する必要はありません) */define('DB_COLLATE', '');/**#@+* 認証用ユニークキー** それぞれを異なるユニーク (一意) な文字列に変更してください。* {@link httpss://api.wordpress.org/secret-key/1.1/salt/ WordPress.org の秘密鍵サービス} で自動生成することもできます。* 後でいつでも変更して、既存のすべての cookie を無効にできます。これにより、すべてのユーザーを強制的に再ログインさせることになります。** @since 2.6.0*/define('AUTH_KEY', 'put your unique phrase here');define('SECURE_AUTH_KEY', 'put your unique phrase here');define('LOGGED_IN_KEY', 'put your unique phrase here');define('NONCE_KEY', 'put your unique phrase here');define('AUTH_SALT', 'put your unique phrase here');define('SECURE_AUTH_SALT', 'put your unique phrase here');define('LOGGED_IN_SALT', 'put your unique phrase here');define('NONCE_SALT', 'put your unique phrase here');/**#@-*//*** WordPress データベーステーブルの接頭辞** それぞれにユニーク (一意) な接頭辞を与えることで一つのデータベースに複数の WordPress を* インストールすることができます。半角英数字と下線のみを使用してください。*/$table_prefix = 'wp_';/*** 開発者へ: WordPress デバッグモード** この値を true にすると、開発中に注意 (notice) を表示します。* テーマおよびプラグインの開発者には、その開発環境においてこの WP_DEBUG を使用することを強く推奨します。** その他のデバッグに利用できる定数については Codex をご覧ください。** @link https://wpdocs.osdn.jp/WordPress%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0*/define('WP_DEBUG', false);/* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 *//** Absolute path to the WordPress directory. */if ( !defined('ABSPATH') )define('ABSPATH', dirname(__FILE__) . '/');/** Sets up WordPress vars and included files. */require_once(ABSPATH . 'wp-settings.php'); - 破損してしまったwp-config.phpをファイルごと削除。
- コピペしたwp-config-sanple.phpの中身をコピーし、wp-config.phpという名前のファイルを作り、その中にペーストする。
- 作成したファイルの中身を編集します。
今回編集するのは5か所です。/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'database_name_here');/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'username_here'/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'password_here');/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'localhost');/** データベースのテーブルを作成する際のデータベースの文字セット */
define('DB_CHARSET', 'utf8');/** データベースの照合順序 (ほとんどの場合変更する必要はありません) */
define('DB_COLLATE', '');* 認証用ユニークキー
*
* それぞれを異なるユニーク (一意) な文字列に変更してください。
* {@link httpss://api.wordpress.org/secret-key/1.1/salt/ WordPress.org の秘密鍵サービス} で自動生成することもできます。
* 後でいつでも変更して、既存のすべての cookie を無効にできます。これにより、すべてのユーザーを強制的に再ログインさせることになります。
*
* @since 2.6.0
*/
define('AUTH_KEY', 'put your unique phrase here');
define('SECURE_AUTH_KEY', 'put your unique phrase here');
define('LOGGED_IN_KEY', 'put your unique phrase here');
define('NONCE_KEY', 'put your unique phrase here');
define('AUTH_SALT', 'put your unique phrase here');
define('SECURE_AUTH_SALT', 'put your unique phrase here');
define('LOGGED_IN_SALT', 'put your unique phrase here');
define('NONCE_SALT', 'put your unique phrase here');
/**#@-*/* WordPress データベーステーブルの接頭辞
*
* それぞれにユニーク (一意) な接頭辞を与えることで一つのデータベースに複数の WordPress を
* インストールすることができます。半角英数字と下線のみを使用してください。
*/
$table_prefix = 'wp_';ファイル内の上記の赤文字の場所を、一番初めにコピペした“破損してしまったwp-config.php”と同じものを記載します。
※破損したwp-config.phpの赤色の文字列に該当する箇所をそのままコピペでOKです。
上記の赤文字と、破損したwp-config.phpの文字が同じ場合、その箇所は書き換え不要です。 - 一番下にある“保存する”をクリック。
ここまで終わったら、Wordpressの自分のホームページに行って“更新”をクリックしてみてください。
wp-config.phpは元の状態に戻り、サイトは復旧しているはずです。
お疲れ様でした。
なんで初心者がwp-config.phpなんかいじったの...?
wp-config.phpをわざわざいじる必要がある人って、
「自分のWordpressを本格的にカスタマイズしたいCSSの玄人」か、
「ドメイン引越しをしてて、Wordpressにログイン出来なくなってしまって、あれこれ調べて“wp-config.php編集すれば復旧できるじゃん!”ってなってる初心者」
のどちらかなんですよね。
僕の場合は完全に後者ですw
「ドメイン変更したい!
→ドメイン取得してそのドメインで試しにWordpressアドレス設定で変更してみるか。
→あれ?ログインできない!ログインはおろか、ダッシュボードにも入れない!
→調べてみたところ“wp-config.php”に何か記載すれば直るっぽいぞ。
→あれ?全然直らない!しかもさっきと違うエラー表示になってるし!
→どうしよう...今まで書き溜めた記事、消えちゃったんじゃないかな...。」
こんな流れでした。
今回の教訓としては、「ファイルをいじるなら、必ずバックアップ取りましょう!」ってことです。
本当に死ぬほど焦ったし、日常生活も炭酸の抜けたコーラみたいだったし、常に景色は灰色だし…
ブロガーにとって自分のブログが無くなるってのは、
「今まで隣にいることが当たり前だったけど、失って初めてそのありがたみに気付いた」
みたいな感覚にちょっと似てますね。
ちょっと大げさかもしれませんがw
wp-config.phpは、初心者でも復旧できる...!
ということで、wp-config.phpの復旧は初心者でも順番を踏んで適切な処置をすれば十分可能です!
こういうブログのメタ系記事を読むのは、ブロガーさんが主だと思うのですが、
あなたのブログだって、いつぶっ壊れるか分かりません。
「自分は気を付けてるし、詳しいから大丈夫」
なんて思ってると今回の僕みたいなことになるかもしれませんよ!
今回の教訓に習って、ロリポップのバックアップサービスに加入しました。
月額324円で過去7回までバックアップを保存してくれる。
しかも、バックアップ期間は「手動/1日/3日/7日/15日/30日」から選べる優れものです。
と、まぁ売り込みはこのくらいにして、「バックアップ大事だよ!」ってお話でした。
ロリポップのバックアップ機能詳細についてこちらをクリック
※アフィリエイトではないので安心してお飛びください